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バルセロナへの道

見知らぬ外国人の散乱する登山靴にバックパック、そして大音量のいびき、あぁ私はこのシーンを知っている。これ『サンジャックへの道』だわ。そうだ、私が大好きな映画の中に出てくる、学校の体育館でみんなで雑魚寝するシーンと同じである。自分が同じようなシーンを味わうとは思っていなかった。場所は体育館ではなく、南フランスはバカンスの街、セルベールの駅構内であった。



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フランス国鉄のストをなめてはいけない



シュツットガルトのホテルを出たのが朝5時、それからパリへ入り、モンペリエまでは順調であった。でもモンペリエで電車が止まってしまった。とにかく先へ進もうと他の電車に乗ったが、そこからはバスでセルベールへ行けと言われ、セルベールからバルセロナ行きのバスを0時30分まで待った。セルベールというところは冬場は本当に寂しい街で、しかも真夜中に、駅を目掛けてスーツケースを引いて坂道になっているトンネルを歩くのは心細かった。電話でタクシーを呼んでも、来ると言われて1時間以上来ず、また電話をしたら行けないと言われ、最後はセルベールの駅で野宿となった。野宿なんて生まれて初めてである。屋根が付いていたから野宿とはいわないのだろうか。



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こんなこともあるのね



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真っ暗なセルベールの写真を撮っておけばよかった



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寒くて心細くて おまけに車酔いと大音量のいびき



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眠れるわけない



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歯だって磨けなかった



とは言え、今こうしてこの記事を書いていられるのは無事にバルセロナのホテルに到着したからである。私のような過酷な旅を経験していない者にとって、この一日は非常に辛いものだった。車酔いのときは心から日本に帰りたいと思った。こたつにでも入ってねこと転がっていたい、私はなんでこんなところにいるの。ドイツからは15時間の旅の予定であったが、結局33時間かかった。ストライキってこういう風に影響が出るのだ。あぁお腹が減った。33時間も歯を磨かないことなんて人生初めてである。シャワーを浴びてすっきりしたし、これからしっかりメイクをして出掛けるつもりである。眠っていたら勿体ない、この街は今までの旅で一番おもしろいという予感がしている。さぁ、着替えなきゃ。



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by kyou-paris | 2009-01-30 23:42 | バルセロナ  

さようならドイツ

今日はシュツットガルトへ来てから一番の冷え込みとなった。明日は移動日なので、今日でシュツットガルトは最後となる。もう一生ドイツへ来ることはないかもしれない。
いつものネットカフェへ来ている。先程この店のおばさんが足元にヒーターを出してくれた。おばさんは私が明日出発することを知っている。彼女にもう2度と会うことはないだろう。この記事を書いていて、涙がこぼれそうである。彼女はいつも誠実で優しかった。
私は小さなお土産を持ってきた。日本を離れる前、渡仏準備をしている時によく読んでいたガイドブックに、お世話になった人のために小さなお土産があるといいでしょうと書いてあり、私はいろいろと準備して渡仏したのだった。今日は、お箸とキティちゃんの眼鏡ふきを持って来た。最後に渡すつもりである。



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ありがとう




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もっといろいろ話してみたかった




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言葉がなくとも伝わる気持ちがある




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いつまでも元気でいてね



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さようならドイツ



明日は朝4時に起きなければならない。次の都市へは15時間以上の移動があるのだ。初めての国への期待は大きい。もうずっと前からわくわくしている。この国を連想させるものと言えば、大好きな映画『ボルベール』、『スパニッシュアパートメント』にイベリコ豚の生ハムにパエリヤ、ガウディ、フラメンコ、シエスタ・・・。



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by kyou-paris | 2009-01-28 23:22 | シュツットガルト  

アウグスブルクでお茶の時間

自分以外に知り合いのいない街で、知っている顔を見つけるのはうれしいものである。今朝は中央駅へ向かうトラムの中で、ネットカフェのおばさんに会った。お互い気付き、私たちは笑い合った。私はこれからアウグスブルクへ行きます、と伝えた。温かい気持ちのまま電車を降りた。



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雪が積もった平野を走って



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シュツットガルトからは電車で1時間40分で着いた



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アジア人が珍しいみたい



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アンティークショップが多い



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見ていて飽きない



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フランボワーズなどとショコラのケーキ



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最近はケーキに紅茶よりもショコラショーを合わせて頼むことが多い




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ショコラの国ではショコラを合わせたい




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それでもうお腹いっぱい



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by kyou-paris | 2009-01-28 02:59 | アウグスブルク  

ザルツブルグのキルシュトルテ

今夜もいつものネットカフェからこの記事を書いているが、眠くてしょうがない。今朝は5時過ぎに起きて、シュツットガルトからミュンヘンで乗り換えて、ザルツブルグへ向かった。4時間後、モーツァルトの生まれた世界遺産の街へ到着した。



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パッサージュが多い旧市街まではバスで5分ほどだった



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初めてのオーストリア



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きれいな教会を見た



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気になったアンティークの店



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モーツァルトと『サウンド・オブ・ミュージック』と塩の街



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卵の殻のアートの店 かわいい卵がたくさん並ぶ




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ザルツブルク音楽祭の時期に来たかった



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伝統的なケーキを置いているカフェが多い



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1705年創業というカフェでドイツの伝統菓子キルシュトルテを頼んだ



新しいカフェと古いカフェがあったら、古い方に入ってしまう。伝統がある古いものに惹かれる。このケーキはずっと食べたいと思っていた。おいしかった。大きいけれどもう1個食べられそうな軽さがあった。一緒に頼んだホットチョコレートがとてもおいしかった。



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by kyou-paris | 2009-01-27 04:18 | ザルツブルグ  

モーゲン、また明日。

このネットカフェの店主は英語が話せない。だから私たちの会話は、私が知る本当に少ないドイツ語で成り立っている。ネットカフェを出るときの私たちの合い言葉は「モーゲン!」また明日来るよ。はい、また明日ね。
旅をしていてこういう場面はたまにある。アムステルダムで毎晩のように通っていた魚屋さんでは、「トゥモロー!」と言い合ってお店の人たちといつも別れた。アムステルダム最後の日の最後の会話も“また明日”だった。明日出発します、だからもう来られないの、というのはなんだか言いにくく、それでも明日私が来なかったら不思議に思うかしらと気にしながらも、次の都市へ出発した。旅って、本当に出会いと別れの繰り返しなのだ。



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マーケットを見つけた



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いろいろな種類のりんごやりんごシュースの店



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おばあさんのリースの店



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芽キャベツってかわいい



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店の人の古い水筒 温かいコーヒーを楽しんでいた



この水筒とミルクをかごから取り出した店のおじさんは、温かいコーヒーを接客の合間に飲んでいた。古い水筒がとても素敵だと思った。古いものを大事にしていること、楽しむことへの手間をきちんとかけているということを感じ、こういう風に私も生活したいと思った。
ヨーロッパの人たちは、生活にかごを取り入れている。私も日本へ帰ったら、積極的にかごを使いたいと思っている。スーパーに買い物に行くときや、公園へ行くときなどに持って行きたい。早く春になって、お弁当をかごに詰めてお花見にでも行きたい。



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この広場で開かれていた




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ハチミツの店が何件かあった




昨晩は日本の映画をテレビで見た。『平成狸合戦ぽんぽこ』は『Pom Poko(たぶん)』というタイトルになっており、ドイツ語の吹き替えではあるがたまに日本語の歌がそのまま使われていて楽しめた。こうして、海外で偶然母国のアニメを見ることが出来るというのはうれしいものである。どうやら来週はとなりのトトロが放送されるようで、私としてはそちらも見たかった。



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by kyou-paris | 2009-01-26 03:56 | シュツットガルト  

シュツットガルト・土曜日の花市

今朝は中央駅から歩いて、ふらふらと街を散策した。地図もガイドブックも持っていないから、どこに何があるかよくわからなかった。そういうときにマーケットに出会うのはうれしいものである。今日の日中の気温は3度、これでずい分暖かくなったと感じる。ストラスブールは本当に寒かった。



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春はもうすぐ



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それでもまだまだ寒い日が続くだろう



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変わった花



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スーパーで花の種を買った 早く蒔きたい



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花束を買う人をたくさん見た ドイツの人は花が好き




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花はいいな




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by kyou-paris | 2009-01-25 03:00 | シュツットガルト  

シュツットガルトのパン屋さんで

日陰にまだ雪が残っている場所もあるが、ストラスブールに比べてこの街は暖かい。今日は雨が降って、そのあと少しだけ春のような空気を感じた。
いつものように街歩きをして、カフェを併設しているパン屋へ入った。そしていつものようにパンの写真を撮っていたら、販売員の女性が3名やってきて、ドイツ語でよくわからなかったがたぶんこんなことを言った。
あなた!ちょっと写真なんて撮るのだめよ、やめてちょうだい!ちょっとこの子写真撮ってるわよ、店長呼んできて!
私がもじもじしていると、店主らしきムッシューがやって来た。
おぉ、写真を撮ってるのかね、それは君のための写真なのかい?はい、そうです。それなら問題はないよ。
私はムッシューにお礼を言って、ダークチェリーが入ったマフィンと紅茶を頼んだ。マフィンは甘過ぎずとてもおいしかった。



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ももが入っているケーゼクーヘン 日本のチーズケーキよりずっとあっさりしている



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スーパーのパンコーナーで買ったロールケーキ これはおいしかった



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おいしかったエスプレッソ



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そのカフェにあった菊の花



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この教会は閉まっていた



私はコーヒーよりお茶が好きである。日本にいたときには、日本茶や紅茶やウーロン茶を毎日何杯も飲んでいた。それで年に2~3回歯の着色汚れを取ってもらっていた。ヨーロッパへ来てからも紅茶を毎日飲んでいるし、コーヒーもたくさん飲むようになった。それでも歯に着色汚れがあまり着かない、どうしてだろう。硬水と軟水の違いだろうか。



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by kyou-paris | 2009-01-24 04:40 | シュツットガルト  

シュツットガルト・中央駅の売店

ケルンで食べて気に入った、カレー粉と甘めのソースがかかったウィンナーとバゲットがセットになったものをまた食べることが出来た。私が店を出ようとすると、バックパッカーの日本人の二人組がやって来たので、このカレー味がおいしいですよ、と教えてあげた。



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中央駅でも大変安い



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パリのサンドイッチは2€台ではまず買えない




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この並べ方がドイツ という感じがする



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ソースが最高!残ったソースをバゲットに付けて食べた



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ドイツの人はフルーツが好きみたい



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ケルンにもあった魚のサンドイッチなどの店



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フェタチーズの紹介をするブース




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by kyou-paris | 2009-01-23 02:45 | シュツットガルト  

住む街・シュツットガルト

この数日街を歩いた感想として、ここは観光するための街ではないという気がしている。中央駅から少し歩けば起伏の多い坂道や階段が多く、この街に海はないが、ニースを思い出した。
ホテルでネットが繋がらないので、歩いて数ブロックのところにある、中国人の女性が経営している小さなネットカフェでこの記事を書いている。客は私のほかに1人か多くて2人で、たまに近所のおじいさんが電話をしにやってくる。



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中央駅近くの大きな公園の池は凍っていた



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何か面白そうなことしている



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素早くコマを動かして 真剣に楽しんでいるようだった




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ケーゼクーヘン(ベイクドチーズケーキ)と紅茶でなんと2€だった




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今夜の冷蔵庫の中身



今滞在しているホテルにはキッチンが付いておらず、トイレの洗面台で調理をする気にならないので、夕飯はほとんどスーパーで何か買ってきて食べている。ドイツのスーパーには日清のカップヌードルがあり、1.09ユーロで売っている。と言っても日本で食べるカップヌードルとは程遠く、しかし種類が豊富でなかなかおもしろいものである。ブロッコリーやトムヤムなどもあり、新しい味を楽しんでいる。
毎晩スーパーに寄ってホテルへ帰るのが小さな楽しみになっている。写真に写っているヨーグルトは私が気に入っているもので、0.45ユーロで非常においしい。きっぱりと甘くないヨーグルトと甘めのいちごのソースを合わせて食べるのがたまらない。他にもフランボワーズやレモンがあるが、これはいちごが最高である。
それからもものスパークリングワインは1本0.7ユーロ位で、これもケルンのときから気に入って飲んでいる。左にあるビールは、ネットカフェのおばさんがこれはシュツットガルトのビールだよ、と教えてくれたもので、私はお酒が弱いから2日かけて今晩1本を飲み終えた。
それからレモンのジュースは立ち寄ったカフェに置いてあり気になっていたものがスーパーで売られていたので買った。0.6ユーロしなかったと思う。オレンジの缶はチョコレートで、その後ろにあるのはパンに塗るチーズ、手前にあるのは朝食のときにもらってきたヌテラやクリームチーズだ。それからプチトマトを1€で買ったのが入っている。自炊出来ないのは辛いがしょうがない。もっと野菜と魚が食べたい。白いごはんで納豆や漬物が食べたい。どうしても和食が恋しくなった時のために、スーツケースにはレトルトの味噌汁を入れてある。



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by kyou-paris | 2009-01-22 03:35 | シュツットガルト  

一年前を振り返って

2007年12月初旬にフランスワーホリ申請をし、去年の2月半ばに合格の通知が届いた。その間の時間は、毎日本当に苦しいものだった。今も同じ思いをしている人がいると思うと、私は何も出来ないけれど、そんなに考え込まなくても大丈夫と言いたい。ワーホリでなくとも、学生ビザで滞在するという方法もあるのだ。3か月の観光ビザだって思い切り楽しめる。ワーホリだけが全てではない。それよりも、目的を持って渡仏するということの方が大切だと私は思う。



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小さな目的が一つでもあったら強い



申請が通ったことを知ったのは会社帰りの家族からの電話だった。不審な封筒が届いていると言われ、これで何の事かわかった。
合格と知ったときのうれしさは忘れられない。口説きまくってやっと、好きな人に振り向いてもらえたという感じだ。そして、婚期が確実に遅れるだろうということを悟った。それでも何でもパリに行けるということがうれしかったのを覚えている。



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渡仏準備は大変だった




1年限りの海外での生活や仕事に夢を持ってわくわくしていた。それでも帰る場所は東京、私は必ずまた東京で働いて生きていく、というのはいつも心の中にあった。これは一生に一度の、1年限りのバカンスなのだ。



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フランスで仕事を見つけるのは本当に厳しい



海外で生活を初めてみれば、思い通りにいかないことや困ることも多く、どこにいてもどこで暮らしても、慣れてしまえば日本と大きく異なることはない。毎日歩いて考えて、目の前のことを味わって年を取っていくだけだ。



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それでも 何か変化があると信じている



ワーホリでパリに来たことを後悔したことは一度もない。もっと若い時に来ればよかった、とは思わない。今この時期に来られてよかった。



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1年てあっという間ね



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by kyou-paris | 2009-01-21 03:52 | ストラスブール